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バーレーン公式予選
すべてはキミ・ライコネンのクラッシュから始まりました。
公式予選1回目のセッション残り5分弱のところでキミ・ライコネンが乗るMP4−21の右リヤサスペンションが壊れました。
サスペンションが折れてタイヤがぶら下がっているようなひどい壊れ方でしたが、キミ・ライコネンはピットに向かって走り始めました。
ここで、走行を止めてしまうと次のセッションに進むことが出来なくなるからです。
しかし、残り時間5分弱でマシンの修復を出来るはずもなく、無念の予選最下位となってしまいました。
マクラーレンは心配されていた信頼性の欠如を露呈してしまった形になります。
今の品質管理技術は徹底していますので、良いパーツも悪いパーツも寸分違わず作ることが出来ます。
ということはファン・パブロ・モントーヤのマシンも・・・・。
結局モントーヤのマシンは予選中壊れませんでしたが、決勝はわかりませんよ。

こちらは予想通りというか、スーパーアグリの2台は1回目のセッションで姿を消しました。
クラッシュしたキミ・ライコネンが最下位ですからそのすぐ上の21位が井出有治で20位が佐藤琢磨です。
これは予定通り。悔しくはない。
いま彼らがやらなければいけないことは、ほかのチームとの競争ではなく、自分たちが成長することです。ほかのチームと競争できるレベルになるまで。
明日は、なるべくデータが取れるように出来るだけ長く走ってもらいましょう。出来れば完走してほしいです。

以外だったのは、トヨタのラルフ・シューマッハが1回目のセッションで姿を消したことです。
不運にも、タイムアタック中にキミ・ライコネンのクラッシュが起きてアタックを中断せざるを得なかったようです。
セッションが再開されたときには残り時間はわずかで、しかもたくさんの車が走っていたので、満足なタイムアタックが出来なかったらしいです。
本来はもうちょっと上に行けたと思うんですけど・・・・。

2回目のセッションではトヨタのヤルノ・トゥルーリが足切りにあいました。
最終セッションに進むことが出来なかったのです。
今回の予選はトヨタにとって期待はずれのものとなりました。
ただ、幸か不幸かレースに向け燃料搭載量は自由に出来ますので、巻き返しを期待したいと思います。

ポールポジションを決める最終セッションは熾烈でした。
決勝をスタートする燃料量で走りますから、マシンを軽くするため残った10台は初めから走行を開始しました。
ある程度燃料が減ったところでニュータイヤに履き替えてタイムアタックを行っていました。
この戦略は戦前の予想通りですね。
ただ、意外だったのはこのセッションだけでニュータイヤを2セットも使うチームが複数あったことです。
これは、タイヤメーカーにとってもチーム自身にとっても意外だったようです。
そこまでのことをしなければ、上のグリッドを取ることができなかったということです。予想外の激戦の結果、ポールポジションを獲得したのはフェラーリのミハエル・シューマッハでした。以下、2位フィリッペ・マッサ(フェラーリ)、3位ジェンソン・バトン(ホンダ)と続きます。
開幕前にバーレーンでテストを行ったチームが上位3台を占めたことになります。
遠くまで行ってテストをした甲斐があったというべきでしょうか。
いえいえ、決勝が終わるまではわかりませんよ。

今回の驚きは他にもあります。
それはルノーの余裕ぶりです。
1回目と2回目のセッションは最後の最後まで走行しませんでした。
最後に出てきて、あっさり次のセッションに進むタイムを出しています。
そういった意味では、ラルフ・シューマッハが2回目のセッションに進めなかったのは言い訳に過ぎないということになります。
もう一つの驚きは、ポールを取ったミハエル・シューマッハの喜びようです。
確かに久々のポールポジションではありますが、あれほどまでに喜ぶとは・・・・。
まるで初ポールを取ったような喜び方でした。
本当によほどうれしかったんですね。そして去年はよほど辛かったんですね。

今回新たにわかったこととして、各セッション終了数分前が走行開始のタイムリミットになるということです。
この数分前というのはサーキットによって違います。
このサーキットのラップタイムはだいたい1分31〜32秒(予選時)ですから、セッション残り3分ちょっとになったらピットアウトしないと間に合わないことになります。
そんなに余裕はないですね。
今回初めての予選を終えて井出有治は「緊張する暇もなかった」といっています。
ルーキーということもありますが、それだけ忙しい予選だということも言えます。

何せ、初めてのノックアウト方式予選が終わりました。
まだよくわからない部分もありますが、今日の決勝ですべてが決まります。
ポールのミハエルは優勝できるのか?
バトンは?アロンソは?
今晩に向けて速くも興奮してきました。って、私が興奮してもしょうがないんですけど・・・・。
それでは。
【2006/03/12 11:05】 | Weblog | トラックバック(0) | コメント(0) |
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